【福岡県】天然の湯「あおき温泉」地元の人も大絶賛の泉質は100%源泉掛け流しで堪能することができます。
天然の湯「あおき温泉」のご紹介

天然の湯「あおき温泉」地元の人も大絶賛の泉質!100%源泉掛け流しで堪能しました。

福岡県と聞くと、とんこつラーメンや明太子などを思い浮かべる方が多いと思います。

しかし、福岡県の温泉と言うと、あまり聞いたことがないという人も多いです。

確かに福岡県の中心部は地下鉄やバスが通っており、ハイカラな博多駅は到着してすぐの観光スポットと言っても過言ではありません。

そんな福岡中心部から、電車で1時間ほどの場所に久留米という場所があります。実はこの久留米には、温泉マニアをうならせる極上の秘湯があります。

今回ご紹介する秘湯は、そんな温泉マニアもうなるほどの泉質が堪能できる「天然の湯 あおき温泉」です。

「あおき温泉」は、まさしく福岡の温泉観を変えるといってもいいくらいに極上の「源泉掛け流し」の温泉施設です。

●「あおき温泉」の浴室はどんな所?えっ、足元注意!?笑
●トロトロ感がたまらない卵味の強気な温泉とは?
●温泉だけじゃなく、食事も楽しめる「あおき温泉」の魅力とは?

 

「あおき温泉」の温泉入浴レポートはもちろん、温泉マニア必見の謎まで、たっぷりとご紹介させていただきます。

今回の温泉は、強気なパワーをいただけるかもしれませんよ。

 

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1,天然の湯「あおき温泉」ってどんな所にあるの?

 

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最初に、天然の湯「あおき温泉」ってどんな所にあるのか?についてご紹介していきます。

福岡県久留米市にある温泉は、硫黄の香りやトロトロ感があるものが多いです。「あおき温泉」もその中の1つで、しかも源泉掛け流しという事で、温泉施設の入り口には強気の看板がデカデカと掲げられています。

この看板を見ると、大きさに圧倒されるだけではなく、「あおき温泉」の自信も伝わってきます。

素敵な温泉施設ですが、周辺には特に目印になる場所もなく、田畑が広がっています。最寄り駅から徒歩で40分から50分くらいでかかりますので、タクシーや車での訪問をおすすめします。

強気な玄関看板を見つつ中に入ると、売店があるやや広めのロビーがあります。

 

天然の湯 あおき温泉の入口の様子

写真は、「天然の湯 あおき温泉」の入口の様子です。

テレビと椅子がありますので、湯上りにのんびりすることができます。

また、ロビーからスーパー銭湯さながらの、どこか懐かしいお食事処もありますので、温泉とお食事と休憩というのんびりしたい人には嬉しい設備もあります。

脱衣所も広く、結構な人数にも対応できます。

事実、筆者の私が訪問した時は、次回使える入浴無料券がもらえる日で、多くの人でにぎわっていましたが脱衣所にはまだまだ余裕がありました。

脱衣所で準備を整えたら、いよいよ温泉とのご対面です。

強気だろうがなんだろうが、やっぱり温泉ですよね。

次の段落では、「あおき温泉」の温泉入浴レポートをご覧下さい。

 

2,天然の湯「あおき温泉」の温泉入浴レポート

 

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次に、天然の湯「あおき温泉」に入浴した感想についてご紹介していきます。

脱衣所からの扉を開けると、内湯とガランが見えます。

内湯の奥側には、露天風呂へと続く扉もあります。

内湯と露天風呂とそれぞれ特徴がありますので、ご紹介させていただきます。

 

(1)内湯

 

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まずは、内湯からご紹介します。

内湯は、「普通の温度・ややぬるめの温度・水風呂」の3つが1つの湯船で区切られています。

水風呂の側には、サウナも設置されています。

温泉成分分析書には「硫黄泉」との表示もありますが、白濁はしておらず味見をした際に卵の味がするくらいです。

広めの湯船ですので、普通の温度の部分が広めに造られていますので、ゆったり感があります。

かけ湯をすると、その時点でトロッとした感触があり、湯船に浸かるとローションの中に入っているように思えてきます。

ある程度温まって、湯船から出る際には、足が滑るのではないかと思うくらい注意してしまいたくなります。

また、「塩化物泉」の効果もあるようで、湯上り後にはポカポカ感が残りました。

次は、露天風呂のご紹介です。

 

(2)露天風呂

 

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露天風呂は、内湯に比べるとこじんまりとしています。

庭の木々を見ることができますので、屋根付きの庭園風呂と言った趣があります。

内湯と変わらないトロトロ感がありますが、雰囲気が違うため全く違う温泉に入浴しているような気分になります。

筆者の私が訪問したのは、11月の夜でしたが、結構冷え込みがある時期でした。しかし入浴後はポカポカ感が残り内湯まで移動する間あまり寒くありませんでした。

温泉に入浴してトロトロ感があって、湯上りもポカポカしていると小腹がすいてくることもありませんか。小腹というより、ガッツリとご飯を食べたくなることもありますよね。笑

実は、「あおき温泉」は、お食事をすることもできます。

次の段落では、「あおき温泉」のお食事についてご紹介させていただきます。

 

3,天然の湯「あおき温泉」のお食事について

 

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次に、天然の湯「あおき温泉」のお食事についても少しご紹介していきます。

「あおき温泉」には、畳部屋やソファーのある休憩室があり、畳部屋で食事をすることができます。

食事は「カツ」や「天ぷら」などの定食だけではなく、ちょっぴり豪華な「ステーキ定食」やオリジナルの「あおき定食」もあります。

麺類がお好きな方は、「うどん定食」などもありますので、温泉でのんびりした後には、飲み物を片手にお食事を堪能してみてはいかがでしょうか。

玄関近くには売店もあり、アイスクリームやせんべいなどを売っています。

筆者の私も、売店で福岡ならではの雰囲気が漂うせんべいを見つけて、思わず購入してしまいました。(笑)

また、地元の皆様にも人気がある温泉施設ですので、いろいろなこの土地ならではの情報や世間話に花を咲かせてみるのも温泉訪問の楽しみのひとつではないでしょうか。

 

4,この温泉の謎について

 

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次に、天然の湯「あおき温泉」に入浴して感じた謎についてご紹介していきます。

温泉があるところには必ず謎があります。

「あおき温泉」の謎は、含まれている硫黄です。

一般的に硫黄成分が多く含まれている温泉は、火山を起源とした温泉や、かつて火山があった場所であることが多いです。しかし、久留米の「あおき温泉」の周辺は平野が多く、火山があったという記録を見かけません。

すると考えられるのが、かつて日本一の富士山よりも大きかったという阿蘇山です。

現在ではカルデラしかありませんが、久留米付近まで爆発の影響があったとしても不思議はありません。

「あおき温泉」の硫黄成分は、阿蘇山からなのでしょうか。実は熊本県には、療養泉の1つでもある放射能泉の原料でもあるラドンが含まれている温泉も多いです。

「あおき温泉」にも、少ないながらもラドンが含まれています。もしかすると、このラドンは熊本から火山の爆発で飛んできた一部だと考えるのは単純すぎるでしょうか。

ラドンうんぬん以前に、「あおき温泉」のトロトロ感は、アルカリ性であることが理由ですが、それだけでは説明がつかない部分もあります。同じアルカリ性の数値で同じ泉質の温泉でも、ほとんどトロトロを感じない場合もあります。

「あおき温泉」がこの地に湧いているからこそ、そう感じてしまうのかもしれないという謎も多いです。

謎を通して、温泉について深く興味を持つキッカケになれば幸いです。

次の段落では、泉質情報について詳しく見ていきましょう。

 

5,泉質情報

●源泉名:あおき温泉
●泉質特徴:含硫黄ーナトリウムー塩化物泉・炭酸水素塩泉(低張性・アルカリ性・高温泉)
●温度:65.0℃(気温24.5℃)
●ph値:8.8
●湯出量:200l/min
●効能:

 

・浴用/神経痛・筋肉痛・関節痛・五十肩・運動麻痺・関節のこわばり・うちみ・くじき・慢性消化器病・痔疾・冷え性・産後回復期・疲労回復・健康増進・きりきず・やけど・慢性皮膚病・虚弱自動・慢性婦人病・糖尿病

・飲用/慢性消化器病・慢性便秘・糖尿病・痛風・便秘

 

●禁忌症:

 

・浴用/急性疾患(特に熱がある場合)・活動性の結核・進行した悪性腫瘍・重い心臓病・呼吸不全・腎不全・出血性疾患・高度の貧血・その他一般に病勢進行中の疾患・皮膚・粘膜の敏感な人・特に光線過敏症の人

・飲用/下痢の時・胃腸病・高血圧症・その他一般にむくみのあるもの・

 

●その他、お役立ち情報:

 

・かけ湯の段階からトロトロ感を感じ、湯船から出るときに思わず足元を注意してしまいたくなるほどのトロトロ湯です。
・飲泉すると、卵の味とほんのりと塩味があり飲みやすいです。

 

6,天然の湯「あおき温泉」の評判・口コミ情報

それでは気になる、天然の湯「あおき温泉」の評判や口コミ情報をご紹介いたします。

 

かけ湯の段階からトロトロ感がたまらない「あおき温泉」ですが、実際に訪問した方はどのような感想をお持ちになったのでしょうか。

皆様の評判・口コミを集めてみました。

 

実は「あおき温泉」は、九州88湯巡りの対象施設で、訪問するとスタンプがもらえます。

実はこの九州88湯巡りは、ぽつんと1軒だけの温泉宿が対象のものもありますが、温泉地の中の1つや周辺に温泉施設がたくさんある場所もあります。

この記事の最後に「あおき温泉」の周辺にある温泉施設を少しだけご紹介していますので、参考にしていただけたら幸いです。

 

7,天然の湯「あおき温泉」の基本情報

名前:天然の湯 あおき温泉
英語表記:tennennoyu aokionsen
郵便番号:830-0224
住所:福岡県久留米市城島町上青木366-1
電話番号:0942-62-1426
休館日:水曜日(祝日の場合は営業)
営業時間:

 

・お風呂/10:00~22:00
・お食事処/11:00~21:00

 

入浴料:※2019年11月現在

 

・大人500円
・小人(4歳から中学生)300円

 

備え付けの備品:洗面器・シャワーチェアー・シャンプー・ボディソープ
その他の備品:お食事処・休憩室(個室のみ3時間2000円)・売店・自動販売機
お風呂情報:内風呂(温度による区切りあり)・露天風呂・サウナ
公式サイト:なし
駐車場:あり(100台)
その他お役立ち情報:毎月26日に次回無料で入浴できる無料券をいただけます。
温泉情報:源泉掛け流し

 

8,天然の湯「あおき温泉」までの交通アクセス

Google MAPで見る場合はこちら 

 

(1)車

九州自動車道「八女」ICより国道442号線・国道385号線を城島町方面へ13km進む

 

●タクシー利用の場合

・西鉄天神大牟田線「八丁牟田」駅からタクシー利用で約15分

 

9,「日本の秘湯」ゆーナビ編集部コメント

今回の記事は、福岡県久留米市にある天然の湯「あおき温泉」についてご紹介させていただきました。

「あおき温泉」のある久留米は、久留米ラーメンというご当地ラーメンがありますので、その名前を知っているという人もおおいのではないでしょうか。

個人的につい10年くらい前までは、田舎町のイメージが強かった久留米ですが、現在ではかなり都会の風貌を見せています。特に久留米駅周辺は、田舎町と言ってしまうと怒られてしまいそうです。。

そんな久留米の中でも、昔ながらの変わらない光景が残っているのが「あおき温泉」周辺です。温泉以外何もないと思えるような場所で、のんびりとした時間を過ごしてみるのも悪くないと思えてきます。

なによりも、「あおき温泉」の人気の泉質は、温泉マニアでなくても1度は訪問してもらいたい場所です。

今回の記事で「あおき温泉」や福岡の温泉に興味をお持ちになった方は、自分なりの癒しの温泉地をピックアップしてみるのも面白いかもしれませんよ。

 

 

記事作成日:2019年11月18日
記事作成者:「日本の秘湯」ゆーナビ編集部

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