長野の野沢温泉で日帰り温泉「外湯めぐり」を堪能!おすすめ共同浴場や足湯、温泉街の遊び方まで徹底紹介!

長野の野沢温泉で日帰り温泉「外湯めぐり」を堪能!

長野県の温泉地と言えば全国的にも有名な名湯「野沢温泉」でしょう。

ミシュラン・グリーンガイド日本編」において、温泉地として長野県で唯一「2つ星」を獲得した世界的にも有名な観光地。

温泉だけでなく、冬はスキーやスノーボードなどのウィンタースポーツで訪れる方も多いでしょう。温泉旅館や土産物屋が軒を連ねており、夜でも観光客で賑わっています。

野沢温泉の温泉街の真ん中に、「どーん!」とそびえ立つ湯屋建築の建物。平成7年に建て直されたばかりの「大湯」をはじめとし、この野沢温泉には新しいものから味のあるものまで「外湯」が、なんと「13」も集まっています。

そして外湯が凄いのは数ばかりではありません。もちろん注目は天然温泉の「泉質」。源泉はアルカリ性で、100%の「源泉かけ流し」の天然温泉はもちろんのこと、野沢温泉には「30余りの源泉」があります。40℃~90℃とかなり熱めのお湯は、五臓六腑にまで思いっきり浸みわたります。

そして、江戸時代から引き継がれているこの共同浴場(公衆浴場)は、今も地元の住民たちによって大切に維持管理されています。

そんなお湯を、私たちにもおすそ分けしていただけるなんて、その気持ちを大切に感じながらお湯を楽しみたいものです。入り口に置いてある賽銭箱へ、心ばかりの寸志を入れたら、まずは源泉100%のお湯をありがたく頂きましょう。

それぞれの共同浴場(公衆浴場)は「泉質」や「効能」が少しずつ違うお湯のために、どの外湯に入るかと温泉街を散策してみるのも楽しいかもしれません。

今回は、そんな野沢温泉の中でもおすすめの「外湯めぐり」をそれぞれ紹介しましょう。

それでは早速以下で見ていきましょう。

1,「野沢温泉」13の外湯めぐりで日帰り温泉を堪能

それでは早速、野沢温泉での日帰り温泉遊びのご紹介です。

13個もある外湯めぐりを順番にご紹介していきます。

最初に野沢温泉の「外湯マップ」をチェック!

まずは野沢温泉の13個の外湯をチェックしておきましょう!

温泉街の外湯(共同浴場)は以下の地図のように位置しています。


出典:野沢温泉観光協会公式サイト/http://www.nozawakanko.jp/

▶参考:野沢温泉の「外湯マップ」のダウンロードはこちら(PDF)

地図をご覧いただけたらと思いますが、野沢温泉の外湯は「どの外湯も歩いて数分という距離」。近場にたくさんの外湯があることも、野沢温泉の外湯めぐりが人気の理由のひとつですね。

それでは、以下で「13」の外湯を順番にご紹介していきます。

(1)大湯(おおゆ)

yukiさん(@yukiyamayukiko)が投稿した写真


出典:instagram/yukiyamayukikoさん

野沢温泉の外湯1つ目のご紹介は「大湯」。

どの湯が良いかと迷ったら、まずは「大湯」に入ってみましょう。

ここは野沢温泉の「シンボル」ともいえる外湯。温泉街の中心部に位置しており、江戸時代から伝わる趣のある湯屋建築が目印です。

玄関を入るとすぐそこにはもう湯船と更衣室があり、シャワーもなければシャンプーや石鹸なども置いてありません。そばには、かけ湯用の桶があるのみ。懐かしの「ケロリン桶」。ここでは体を洗う場所ではなく、体を癒す場所として捉えた方が良いかもしれませんね。

大湯の泉質

単純硫黄泉

▶参考:「硫黄泉」の泉質についてはこちらをご覧下さい。

こちらのストリートビューから、大湯の内部を閲覧できますよ。

(2)熊の手洗湯(くまのてあらゆ)


出典:instagram/lisaobinataさん

野沢温泉の外湯2つ目のご紹介は「熊の手洗湯」。

野沢温泉のお湯は基本的に熱いです。人によっては熱すぎて、湯船に浸かることができない外湯もあるほど。笑

あまりの高温のために水で薄めて入ってもいいのですが、できれば周りに一言声をかけてから水を足した方が良いかもしれません。地元の方はこの熱さが良いとされているために、水を足すことで温度も下がりまた成分も薄まってしまうために注意されることもあるかもしれません。

そんな熱いのが苦手な人には、この「熊の手洗湯」がお勧めです。どの外湯もかなりの高温ですが、この「熊の手洗湯(くまのてあらゆ)」は比較的に温度が低く入りやすいかもしれません。

@t_m_mgramが投稿した写真


出典:instagram/t_m_mgramさん

ケガを負ったクマが、このお湯で傷を癒しているのを見つけたことから、「熊の手洗い湯」と名前がついたそうです。ここのお湯が野沢温泉発祥のお湯とも言われているので、是非とも入る価値のある外湯ですね。

熊の手洗湯の泉質

含石膏-食塩・硫黄泉

(3)秋葉の湯(あきはのゆ)


出典:instagram/nakatanikenjiさん

野沢温泉の外湯3つ目のご紹介は「秋葉の湯」。

公民館のような建物に看板が掲げられた秋葉の湯。こちらも人気の外湯となっており、窓の曇りガラスから差し込む木漏れ日が綺麗と評判です。宿泊中、朝晩を3日連続で利用する人もいるほどの人気っぷりは必見ですね。

人気といっても、シンボル「大湯」からは少し離れているので、混雑は避けやすいと思われます。場合によっては運がよいと「貸切風呂」状態になる時もあるかも!?

ゆっくりお風呂につかりたい方は、「秋葉の湯」をあえて選んで行かれるのもおすすめです。

秋葉の湯の泉質

含芒硝-石膏・硫黄泉

 

こちらのストリートビューでも閲覧できますよ。

(4)十王堂の湯(じゅうおうどうのゆ)


出典:instagram/yasunoriさん

野沢温泉の外湯4つ目のご紹介は「十王堂の湯」。

こちらも「貸切風呂」状態が見込める外湯のひとつ「十王堂の湯」。他の人の目を気にせずお湯を堪能したい方にはオススメです。二階建てなので脱衣所が広いです。

一方で、「かなり熱い」、「熱湯レベル」と評判の外湯でもあります。。かなりの時間、お湯を水で埋めても結局入れなかったというお客さんも。。。入浴の際はご注意くださいね。

十王堂の湯の泉質

含石膏-食塩・硫黄泉

 

こちらのストリートビューでも閲覧できますよ。

(5)河原湯(かわはらゆ)

yukiさん(@yukiyamayukiko)が投稿した写真


出典:instagram/yukiyamayukikoさん

野沢温泉の外湯5つ目のご紹介は「河原湯」。

野沢温泉の外湯のシンボル「大湯」から少し下がったところにある河原湯。その昔、渓流に沿った河原にあったことからそう名付けられたのだそうです。

こちらもかなり趣を感じる建物。

温度が高くて朝湯に良く、夏場に人気の温泉。こちらも熱湯レベルと評され、水道全開でようやく入浴できるという方もいるほどです。


出典:instagram/yokkoberurinさん

河原湯の泉質

含石膏-食塩・硫黄泉

 

(6)横落の湯(よこちのゆ)

Yu Shimboさん(@bunnyyu)が投稿した写真


出典:instagram/bunnyyuさん

野沢温泉の外湯6つ目のご紹介は「横落の湯」。

麻釜から引湯している横落の湯。脱衣場が浴室と分かれているので、着替えやすいです。湯の温度はここも高めです。こちらも時間によっては「貸切風呂」状態になりやすい外湯ですので要チェック。

女湯の浴槽は円形でおしゃれなデザインなんで、女性の方はそのあたりもご覧下さいね。

横落の湯の泉質

含石膏-食塩・硫黄泉

 

こちらのストリートビューでも閲覧できますよ。

(7)松葉の湯(まつばのゆ)

yukiさん(@yukiyamayukiko)が投稿した写真


出典:instagram/yukiyamayukikoさん

野沢温泉の外湯7つ目のご紹介は「松葉の湯」。

二階建ての古き良き日本の湯屋建築「松葉の湯」。松葉民宿街の中心部にあります。その昔、矢場があったことから「的場」がなまって「松葉」になったと言われています。

ここは二階にお風呂があるのが特徴、脱衣場と浴室は分かれています。そして、一階には野沢温泉で人気の「温泉卵」を作れるボックスもあります。

松葉の湯の泉質

含石膏-食塩・硫黄泉

 

こちらのストリートビューでも閲覧できますよ。

(8)その他の外湯をまとめてご紹介

reiさん(@reihata)が投稿した写真


出典:instagram/reihataさん

その他、野沢温泉には、「麻釜の湯(あさがまのゆ)」、「上寺湯(かみてらゆ)」、「中尾の湯(なかおのゆ)」、「新田の湯(しんでんのゆ)」、「真湯(しんゆ)」、「滝の湯(たきのゆ)」など、合計で13の外湯があります。

まずは人気の外湯のシンボル「大湯」を入浴されたあとは、それぞれ自分のお気に入りのお湯を探しに「外湯めぐり」をされてみてはいかがでしょうか?

朝方などは、人気も少なく貸し切り状態になるところも多いですよ。

 

2,「外湯めぐり」とセットで楽しむ温泉街での遊び方

野沢温泉では外湯めぐり以外にも楽しめる「遊び方」が沢山あります。

ここでは「野沢温泉街での遊び方」をご紹介。

せっかくの観光ですから、いろいろ体験しておきましょう!

足湯

@amber.1004が投稿した写真


出典:instagram/amber.1004さん

野沢温泉では入浴施設だけではありません。

もっと気軽に温泉を楽しめる「足湯」も各所に存在しています。

外湯「大湯」の前やいくつかの旅館の前で体験可能。

ちなみに、足湯の入り方ってご存知でしょうか?

▶参考:足湯の入り方
足湯は、ちょっと熱めの「42〜43度」くらいのお湯が効果的と言われています。
膝下10センチほどを温泉に10〜20分ほど浸して、顔や体が少し汗ばんできたかな?というタイミングが出頃です。

足湯の効果は、ただ気持ちいいというだけのものではありません。足を熱いお湯に浸けることによって、血管が広がり血の巡りが良くなります。

すると筋肉にたまった乳酸(疲労物質)がより早く体外に輩出してくれるため、代謝が高まります。冷え性や足のむくみ、頭痛などに効果的とされています。

誰でも利用してもOKなので、外湯めぐりと一緒に「足湯めぐり」もいいかもしれませんね。

温泉卵


出典:instagram/skiborgramさん

温泉卵とは、卵白と卵黄の熱凝固する温度差を利用して作られる卵黄よりも卵白が柔らかい状態の卵。

いわゆる半熟卵とは逆の食感が楽しめます。

外湯では、「上寺湯」・「熊の手洗湯」・「松葉の湯」・「十王堂の湯」で、この「温泉卵」を作ることができます。

たまごは、近くの温泉街の商店などで購入可能。

作り方や時間などは現場の表示を参考するとよいですが、温泉に入る前に準備しておくとお湯を上がったころにちょうど食べごろが出来上がりますよ。

麻釜(おがま)


出典:instagram/k_y_1110さん

野沢温泉のシンボルとも言われる「麻釜(おがま)」。

30余りの源泉の中のひとつで、「100度」に近い湯を湧出し続けています。

かつて、村人たちが麻をこの湯だまりにひたして、皮をむいたことからこの名が付いたのだとか。現在でも、「あけびづる」や「山菜」、「野沢菜」、「温泉卵」などを村民が茹でる光景を見ることができます。

「野沢温泉の台所」と称されることも。

おおきな釜の湯だまりから、大量の湯気が立ち上る様は、なかなかお目にかけることが出来ません。ちなみに、麻釜の内部は地元住民しか立ち入ることができませんので、ご注意ください。

 

3,「野沢温泉」の源泉の泉質紹介

ここでは「野沢温泉」の源泉紹介をしておきますね。

野沢温泉の泉質

●単純硫黄泉:大湯、真湯
●含石膏-食塩・硫黄泉:河原湯、上寺湯、熊の手洗湯、松葉の湯、中尾の湯、滝の湯、横落の湯、十王堂の湯
●含芒硝-石膏・硫黄泉:秋葉の湯、麻釜の湯、新田の湯

源泉温度

40~90℃

効能

●大湯・十王堂の湯:胃腸病、リウマチ、婦人病、中風
●河原湯:皮膚病
●秋葉の湯・麻釜の湯・松葉の湯・新田の湯・横落の湯:痔核、糖尿病・リウマチ、中風、神経痛
●上寺湯:切傷、火傷、おでき、痔核、糖尿病
●熊の手洗湯:火傷、切傷
●中尾の湯:皮膚病、リュウマチ、婦人病、鉛、水銀中毒
●真湯:痔疾など
●滝の湯:重病後の回復期などに効果的

▶参考:野沢温泉観光協会より

 

4,長野「野沢温泉」の基本情報

@everydayhanakoが投稿した写真


出典:instagram/everydayhanakoさん

名称:野沢温泉
英語表記:NOZAWA ONSEN
郵便番号:389-2502
住所:長野県下高井郡野沢温泉村大字豊郷
外湯の営業時間:

・4月~11月/5:00~23:00
・12月~3月/6:00~23:00

入浴料:外湯の入り口にある賽銭箱にお気持ちを・・・
施設備付の備品:なし
駐車場:各外湯には駐車場はありません。

▶参考:野沢温泉の周辺の駐車場の情報
●「中尾駐車場」、「横落駐車場」ともに無料開放中。
●「新田立体駐車場は1時間につき「100円」※12時間を超える時間は2時間につき「100円」
公式サイト:野沢温泉観光協会サイトより

 

5,「野沢温泉」の口コミ、評判情報

それでは、野沢温泉へ訪れた観光客たちの「実際の声」口コミを見てみましょう。

皆さん、外湯めぐりを堪能されている様子ですね。

朝市などもあるようで、温泉以外にも楽しめるものが充実していそうです。冬はスキーやスノーボードのシーズンなので、外湯の混雑度も高まるようですので、参考にしていただければと思います。

また、やはり観光で来た人々にとっては、野沢温泉の外湯のいくつかは熱すぎるレベルかもしれません。地元の方々はさらりと入られるようですが。(凄すぎます・・笑)

 

6,長野県「野沢温泉」までのアクセス情報

名称:野沢温泉
郵便番号:389-2502
住所:長野県下高井郡野沢温泉村大字豊郷

電車・バス

●東京方面から「約2時間25分」

JR線「東京」駅から北陸新幹線で「長野」駅を経て、飯山駅下車 直通バス「野沢温泉ライナー」で「25分」

●大阪方面から「約4時間10分」

JR線「大阪」駅からJR湖西線・北陸線で「富山」駅を経て、北陸新幹線で「飯山」駅で下車。直通バス「野沢温泉ライナー」で25分

●東京方面から「約3時間20分」

練馬ICから関越道で塩沢石打ICへ。国道353、117号線で野沢温泉方面

●大阪方面から「約6時間」

吹田ICから米原JCTへ 名神高速で小牧JCTへ。岡谷JCT、更埴JCTを経て豊田飯山ICへ。国道117号線で野沢温泉方面

野沢温泉の外湯めぐりで便利な駐車場情報

●中尾駐車場、横落駐車場が無料開放中。
●新田立体駐車場は1時間につき100円。12時間を超える時間は2時間につき100円。

 

▶参考:野沢温泉までの詳しい交通情報はこちらをご覧下さい。

 

7,「日本の秘湯」ゆーナビ編集部コメント

いかがでしたか?

野沢温泉ですが、冬のスキーやスノーボードのイメージが強く「スキー場」で名前を知っている方も多いでしょう。しかし実際は「ミシュラン・グリーンガイド日本編」に選ばれるほどの名湯で有名なんです。

今回ご紹介した野沢温泉の13の「外湯」は、日帰り温泉好きにはたまらないほどの種類の多さですね。

外湯めぐりだけでなく、温泉街特有の遊び方もセットでご紹介しましたので、信州・長野旅行に行かれる際は、是非ご参考にしてみてください。

突然ですが、「長野のお土産は何?」と聞かれて思い浮かぶのはやはり「野沢菜」ではないでしょうか?ポリポリと音を立てていただく野沢菜は白いご飯によく合いますよね。この野沢菜と関西にはじつは「深~いつながり」があったんです。

今から250年ほど前に野沢温泉村健命寺の住職が京都遊学の時に天王寺蕪の種を持ち帰ったことが始まりだそうなんです。姿形がまるで違ったものですが実は同じ種から育てられて野菜だったんです。

標高600Mのという高冷地での栽培は厳しい環境のために少々形を変えて育ったようです。そんな言われを知っていただく野沢菜もまた違った味になるかもしれませんね。

 

 

記事作成日:2018年6月19日
記事作成者:「日本の秘湯」ゆーナビ編集部

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