「3日入れば不死身の体を手に入れられる。」
まことしやかに囁かれるそんな噂の温泉をあなたはご存知ですか?
今回ご紹介するのは、青森県にある「黄金崎不老ふ死温泉」と呼ばれる秘湯。
「黄金崎不老ふ死温泉」は、青森県の津軽国定公園舮作海岸にある一軒宿の温泉です。日本海を目の前にして、海からの波や風を受け黄金色に輝く温泉に一度入れば不死身の体を手に入れることができそうな、そんな魅力満載の温泉です。
静かに昇るご来光を浴びながら朝一番のお湯で体を癒し、地平線へと沈む太陽のパワーを浴びて1日の疲れを癒すお湯にまた浸かる。そんなことができればそれだけでもうご利益を十分にいただけたはずです。
青森県はなかなか旅行では行く機会が少ない場所ですが、しかしそれでも一度は、この不思議なパワーをぜひとも体感してみていただきたいです。
それでは、「黄金崎不老ふ死温泉」をご紹介していきたいと思います。
この記事の目次
1,とにかく絶景!「黄金崎不老ふ死温泉」の魅力とは?
それでは最初に、絶景が自慢の「不老ふ死温泉」の魅力をまとめてご紹介しておきたいと思います。
「不老ふ死温泉」といえば、当然ながら海岸線沿いにある露天風呂に入っていただきたいです。
(※天候などによって入ることができない時もあります。)
一度入る事が出来たならその絶景に心癒されること間違いなしです。海辺は混浴露天風呂になっていますが、女性専用の海沿い露天風呂もありますのでご安心下さい。
それでは、「黄金崎不老ふ死温泉」の魅力を以下、順番にご覧下さい。
出典:instagram/norahcoさん
露天風呂と同じ目線の位置にある「海」!
日本海の絶景しかありません。
温泉につかりながらこれほど贅沢な景色はないでしょう。
海からの波が押し寄せてくるので、高波の時は海沿いの露天風呂は「CLOSE」になるほど海と一体化している露天風呂です。
出典:instagram/dai0210さん
実際に海沿いの露天風呂の全景は写真のような感じです。
これは、混浴の「ひょうたん型露天風呂」です。
海沿いの露天風呂は、混浴と女性専用の二つありますので、混浴が苦手な女性の方は、「女性専用の海沿い露天風呂」をご利用いただけます。
出典:instagram/ryouemuraさん
出典:instagram/kazukiti45さん
そして、なんといっても「黄金崎不老ふ死温泉」は、この日本海に沈む夕陽の絶景です。
「黄金崎不老ふ死温泉」は、夕陽を眺めながら露天風呂につかれる温泉として秘湯好きの間では全国的に有名なんです。
但し、日帰り温泉のお客さんは、海沿いの露天風呂は16時までのご利用なので、宿泊客のみ露天風呂からの夕暮れを楽しむことができます。しかし、内風呂からも夕暮れは見れますので、ご安心下さい。
出典:instagram/showyouzukiさん
内風呂側の方面から海沿いの露天風呂はこんな感じになっています。壁で仕切りがあります。
このように海沿いの露天風呂は写真で見ても本当に絶景ですね。
最後に、宿のお風呂にも機会があれば入ってみて下さい。宿にはパノラマ展望露天風呂がありこちらからも見事な日本海の絶景を眺めることもできます。
こちらは意外と空いているのでゆっくり入りたい方にはこちらがお勧めです。その他にも「黄金の湯」、「不老ふ死の湯」など宿の内湯も魅力が満載です。
2,「黄金崎不老ふ死温泉」の泉質紹介
次に見るからに気になる温泉の色。
ここでは、源泉の泉質紹介をしておきます。
源泉は、地下200mより湧出す良質な天然温泉。泉質は、茶褐色のお湯の色と入浴する際に鉄分のニオイが強いのがわかるほどの「含鉄-ナトリウム-マグネシウム-塩化物強塩泉」です。
この温泉のお湯を一口舐めてみると、とても塩っ辛い温泉です。海に囲まれた日本ならではの温泉と言ってもいいのではないでしょうか。 塩化物泉は保温効果が高く体の芯まで温まる温泉と言いますが少々刺激が強いおんせんでもあります。肌の弱い人は最後に上り湯をした方が良いかもしれません。
その他にも「熱の湯」とも呼ばれているほど保温効果があることや、また「傷の湯」とも呼ばれているほどの殺菌効果、更には、保湿効果なども期待できるお湯とのこと。
泉質情報
泉質:含鉄-ナトリウム-マグネシウム-塩化物強塩泉
温度:52.2℃
湯量:毎分400リットル
効能:神経痛、腰痛、リュウマチ、創痛、皮膚病などによいとされています。
▶参考情報:
「塩化物泉」について詳しくはこちらをご覧下さい。
3,「黄金崎不老ふ死温泉」の基本情報
出典:instagram/tracks.jpさん
名称:黄金崎不老ふ死温泉
英語表記:KOGANEZAKI FUROUFUSHI ONSEN
郵便番号:038-2327
住所:青森県西津軽郡深浦町大字舮作字下清滝15
電話番号:0173-74-3500
休館日:年中無休
※但し、海辺の露天風呂は高波の状況によってはCLOSEになることがあります。
営業時間:
●黄金の湯/内風呂
8:00〜20:00 ※最終受付19:30
●海辺の露天風呂
8:00〜16:00 ※最終受付15:30
日帰り入浴料:※2018年7月現在
・大人/600円
・小人/300円
その他備品:
・レンタル用浴衣/200円
・レンタル用バスタオル)/150円
・販売用ミニタオル/150円
・タオルセット/200円
施設に備え付けてある備品:
・リンスインシャンプー
・ボディソープ
・ドライヤー
駐車場:専用駐車場有り。※無料
公式サイト:http://www.furofushi.com/
4,青森「黄金崎不老ふ死温泉」までのアクセス情報
名称:黄金崎不老ふ死温泉
郵便番号:038-2327
住所:青森県西津軽郡深浦町大字舮作字下清滝15
電話番号:0173-74-3500
電車・バス
JR線東京方面から「新青森」駅・「秋田」駅より、JR五能線にて「ウェスパ椿山」駅に下車。
「ウェスパ椿山」駅から送迎バス有り。
5,「日本の秘湯」ゆーナビ編集部コメント
旅行の目的地としてはあまり目立つことのない青森県ですが、こんなに素敵な絶景温泉があるんです。
旅行や温泉などは、しっかりと予定を立てて出かけるタイプの人も、何の予定も立てずに宿も決めずに行きあたりばったりの旅行が好きな方も、日本海の絶景と夕陽の絶景を眺めにガイドブックを片手に「黄金崎不老ふ死温泉」へ出かけてみてください。
日本全国を探してもなかなかこのロケーションを見つけることは難しいでしょう。是非、まだ行かれたことのない方は、次の旅の目的地にいかがでしょうか?
記事作成日:2018年7月24日
記事作成者:「日本の秘湯」ゆーナビ編集部