「名湯」や「秘湯」が数多く存在している東北地方。
そんな中でも今回ご紹介したいのが、宮城県の温泉地「中山平温泉」にある日帰り立ち寄り湯で人気の共同浴場(公衆浴場)「しんとろの湯」。
この「しんとろの湯」は、大自然の囲わまれた山の中にあるにもかかわらず、週末などにも多くの人が訪れる人気の温泉なんです。
こんな東北の山中にある温泉が「なぜ人気なのか?」
中山平温泉「しんとろの湯」が人気の理由は、「特徴」のある天然温泉(源泉)にあります。
水を一切加えない源泉100%かけ流しで、美人になれる「美人の湯」、美肌に効果抜群と「美肌の湯」として評判なんです。
施設自体は露天風呂もない普通の内湯がひとつあるお風呂。お湯につかるまでは「えっ、どこが人気なの?」と思う人も多いのではないでしょうか。
それが実際に「しんとろの湯」のお湯に入ってみると、入浴した人のほとんどが驚く「とろーり」としたお湯。この「とろっとろ」のお湯がまるで化粧水のように肌に浸みこんでくるようで、お湯からあがるとお肌が保湿感たっぷりで、浴場から出た後の肌もすべすべ。
前途のとおり「しんとろの湯」は内湯が一つだけとシンプルな造りの温泉ですが、この「とろーり」と濃厚なお湯が病みつきになりリピーターになるお客さんや、その口コミや評判を聞いて訪れる方も多いようです。
さらにもうひとつ「しんとろの湯」の特徴としておさえておきたいのは、施設側のこだわりでもあるお湯の冷まし方。
出典:instagram/naoyuki.fujitaさん
源泉が湧き出たお湯をそのまま掛け流しで堪能していただくために、施設の建物の裏には木の樋が伸びているのですが、実はこの樋に温泉を通すことによって源泉の温度調節をしています。
樋を通っている間にお湯の温度を下げ、水を一切加えなくても適温にすることが出来るんです。水を加えていないのでとろとろで濃厚な源泉成分をそのままお風呂で堪能することが出来るというわけです。
出典:instagram/1na__o6さん
そして、温泉といえばハズせないのが温泉卵。
中山平温泉「しんとろの湯」にももちろんあります。
「蒸したまご」と「温泉たまご」の2種類があって、どちらも黄身が甘くて濃厚です。湯上りに食べるのもいいですし、お土産にもおすすめです。
また「しんとろの湯」の近くには紅葉スポットとして有名な鳴子峡もあるので、秋には紅葉狩りのついでに寄ってみるのもいいですね。
出典:instagram/kk11085213さん
それでは、中山平温泉「しんとろの湯」の魅力をさらにピックアップしてみたいと思います。
▼【関連情報】「しんとろの湯」の泉質に関連して、「美人の湯」に関連する以下の温泉情報も合わせてご覧下さい。
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この記事の目次
1,「美人の湯・美肌の湯」として評判のとろとろ温泉「しんとろの湯」の魅力とは!?
東北地方宮城県の自然豊かな山の中にある温泉施設にも関わらず、たくさんの人が訪れる「しんとろの湯」。
「どうしてそんなに人気があるのか?」というと、それは前途の通り「しんとろの湯」ならではの独特の源泉掛け流しのお湯にその秘密があります。
ここでは、「しんとろの湯」の魅力をご紹介していきます。
(1)「しんとろの湯」源泉掛け流しのお湯!泉質の魅力
出典:instagram/osakiyunoraziさん
まず訪れる人がみんなそろって楽しみにされてるのが、「しんとろの湯」の源泉かけ流しで堪能できる泉質。
出典:instagram/naoyuki.fujitaさん
とにかくお湯がトロトロ。(※詳しい泉質はこの後ご紹介します。)
内風呂にひとつある浴槽に入るとお湯がお肌にまとわりつくようでまるで女性ならわかるその感覚は「美容液」を塗った後のようです。
「なんでこんなとろみがあるのか?」
それはこの「とろみ」になる理由は、「メタケイ酸」という天然由来の保湿成分が豊富に含まれているからなんです。
つまりお肌に嬉しい成分がたっぷり入っているというわけです。
お風呂に入る前とお風呂上りを比べてみると、全身しっとりずべずべ感を体感することができる方が多いのではないでしょうか。
「美人の湯」、「美肌の湯」と言われるのも納得です。
出典:instagram/n.hanchanさん
(2)源泉100%!加水なしの自然を利用した冷却システムは必見!
これほどトロトロのお湯を楽しめるのは、水を一切加えな源泉掛け流し100%だからこそなんです。
「しんとろの湯」は、建物の裏側に約200メートルもある木の樋が設置されていて、ここに湧き出た源泉をそのままお風呂まで流すことによって自然な冷却で適温に調整しています。
とてもアナログな方法ですが、こうやって源泉100%を使用することによって独特で濃厚なお湯を楽しめるわけです。
自然冷却なので天気や時間によって若干お風呂のお湯に差が出るのですが、それもまた「しんとろの湯」ならではの味わいですね。
2,「しんとろの湯」の泉質紹介
泉質:含硫黄-ナトリウム-炭酸水素塩・塩化物泉(低張性アルカリ性高温泉)
泉質特徴:熱めでとろみのあるお湯です
源泉温度:93.0℃
ph値:9.4
湧出量:不明
効能:
神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばり、うちみ、くじき、慢性消化器病、痔疾、冷え性、病後回復期、疲労回復、健康増進、切り傷、やけど、慢性皮膚病、慢性婦人病、糖尿病など
3,「しんとろの湯」の口コミ・評判情報
ここまで「しんとろの湯」の特徴や魅力をご紹介してきましたが、では実際に東北地方の宮城県の自然豊かな山の中にある中山平温泉「しんとろの湯」に行って、その独特のお湯「美人の湯」、「美肌の湯」を体験された方の口コミや評判もご紹介したいと思います。
しんとろの湯(宮城県大崎市)
鳴子温泉から車で10分余り、『うなぎの湯』として有名な中山平温泉にある日帰り入浴施設。源泉掛け流しで、木の樋(とい)を通る際に外気温によって適温に冷ますスタイル。ヌルヌルのお湯に浸かってお肌ツルツル。身体もこころも安らぐ。 pic.twitter.com/UUglI2SDXS— すのまま (@sunomama99) 2017年3月11日
しんとろの湯思ってた以上にとろとろだったお肌すべすべ〜〜
— ひいらぎ (@ragi2499) 2017年2月17日
数年振りに、しんとろ!
この歳になって
しんとろの湯の良さがめちゃくちゃ解る‼ヌルヌルとろとろ!!
ありがたや~♪ pic.twitter.com/dyRrqwNOuz— yuki (@yuki80073268) 2017年1月24日
しんとろの湯。未体験ゾーンな泉質で最初はビックリしたけど、だんだんにカラダに馴染んでくる。とてもイイお湯でした pic.twitter.com/58yTX5Qnxx
— Nuu (@slowwork_nuu) 2016年9月15日
仕事で山形へ
鳴子経由でしんとろの湯へ。PH9.3のトロトロヌルヌル温泉です。90℃の高温泉ですが自然冷却しているため、まじりっ気なしの源泉かけ流し。最&高⤴︎ pic.twitter.com/J3TnnwTDZK— えむこ (@Emkooong) 2016年6月15日
初めて化粧水なしでいけるんじゃないか?と本気で思うぐらい凄かった。
エステ行くよりしんとろの湯行った方がいい。— ゆーむ@サイドキックス (@yu1212j) 2015年12月23日
しんとろの湯、良かったー(*´∀`)
熱くて長湯できなかったけどね。
湯がトロットしてて肌がツルツル\(^o^)/
高齢の方々しかいなかったけど、地元の人達に人気なんだね。— チビ子 (@at620) 2015年11月5日
訪れたみなさんは、既に「とろとろの湯」という噂を聞いて行かれた方が多いようですね。
事前に聞いて行ったにも関わらず、実際に体験してみると、「想像以上」との声が多いなど、独特のトロトロのお湯に驚かれている方が多いようです。
そう言われるとまだ未体験の方は、ますますワクワク感が増しますよね(笑)
それぐらい楽しみにしてもらってよいと思います。
もちろん訪れた方は、なかなか体験できない種類の源泉掛け流し温泉に大満足されているようです。そして美容液並みの美肌効果も実感しているようですね。女性の方は特に必見ですね。
4,「しんとろの湯」の基本情報
出典:instagram/tko_geminiさん
名前:中山平温泉「しんとろの湯」
英語表記:SHINTORO NO YU
郵便番号:〒989-6832
住所:宮城県大崎市鳴子温泉星沼18-9
電話番号:0229-87-1126
営業期間:年中無休 ※臨時休館日有り
営業時間:9:00〜21:30
入浴料:※2018年11月現在の料金
・大人/420円
・小人(小学生)/210円
※小学生未満は無料です
お風呂情報:内風呂(男女1個ずつ)
施設備付の備品:
・ボディーソープ
・リンスインシャンプー
・ドライヤー(無料貸し出し)
※オリジナルタオル/350円
※バスタオル/650円
※カミソリ/200円
駐車場:あり(無料)
お役立ち情報:
●お得な回数券もあります
・大人/
10枚綴り 4,200円(サービス券2枚付)
5枚綴り 2,100円(サービス券1枚付)
・小人/
10枚綴り 2,100円(サービス券2枚付)
5枚綴り 1,050円(サービス券1枚付)
お役立ち情報:
●より濃厚なトロトロのお湯を実感したい方は午前中の早い時間に行くのがおすすめです。
5,「中山平温泉 しんとろの湯」までのアクセス情報
郵便番号:〒989-6832
住所:宮城県大崎市鳴子温泉星沼18-9
電話番号:0229-87-1126
営業期間:年中無休 ※臨時休館日有り
営業時間:9:00〜21:30
電車
JR陸羽東線「中山平温泉」駅下車より徒歩15分
6,【宿泊予約】「中山平温泉の温泉旅館」宿泊に関するお得な料金での予約方法
この記事では、中山平温泉にある共同浴場(公衆浴場)「しんとろの湯」についてご紹介してきましたが、せっかく名湯「中山平温泉」に行くなら、「おすすめの温泉旅館に宿泊したい」と思われる方も多いはず!
そんな方のために、「中山平温泉」にあるおすすめの温泉旅館をお得な料金で宿泊できる方法をご紹介いたします。
以下で、好みの温泉旅館を探し、予約状況やお得な料金で宿泊できるプランを探して予約してみてください。
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7,「日本の秘湯」ゆ〜ナビ編集部コメント
いかがでしたか?
びっくりするほどトロトロのお湯が特徴の「しんとろの湯」。
トロトロのお湯「美人の湯」「美肌の湯」のすべすべ感を女性なら一度は試して欲しい温泉です。
「しんとろの湯」ならではの肌にまとわりつくようなお湯と湯上がり後のすべすべ感は病みつきになります。エステに行かなくても十分です。(笑)
そして木の樋を使って自然に冷却するシステムも施設ならではのこだわり、いかにも源泉100%という雰囲気が温泉ファンとしてはたまりません。お湯の温度は若干高めなのも特徴で、上がった後はしばらくぽかぽかが続きます。
紅葉の観光スポットとなっている鳴子峡も近いので、秋になったら紅葉狩りと合わせて「しんとろの湯」の日帰り温泉に立ち寄ってみるのもいいですね。
記事作成日:2018年11月08日
記事作成者:「日本の秘湯」ゆーナビ編集部