兵庫県の北部エリアに位置する「城崎温泉」は、全国でも名湯として有名で人気のある温泉街です。
全国からの多くの観光客で一年中賑わっています。
そんな城崎温泉でオススメの日帰り温泉の楽しみ方が「城崎温泉 外湯めぐり」です。
「城崎温泉」と聞けば、「温泉旅館に宿泊して旅館の露天風呂を堪能し、豪華料理を堪能する」、といった最高の贅沢な過ごし方もアリですが、城崎温泉には全部で「7つの外湯」があり、これらの外湯を順番にめぐる温泉三昧な過ごし方もオススメの過ごし方のひとつです。日帰りの方でも城崎温泉のお湯をじっくりと堪能できるので「外湯めぐり」はオススメです。
そんな「外湯めぐり」を楽しみながら、城崎の温泉街を浴衣を着ながら下駄の音を鳴らし歩く時間は、まさに「癒し」そのものです。
城崎温泉の「7つの外湯」は、それぞれ趣向が異なっていますので、「順番に入浴しながらまわっていくのもよし」、「人気のある外湯や気になる外湯のみを入浴していく楽しみ方もよし」ですね。
また「7つの外湯」以外にも、「5つの足湯」も城崎温泉街にはありますので、それらも合わせて楽しみましょう。
それでは、今回は兵庫の名湯「城崎温泉 外湯めぐり」の楽しみ方についてご紹介していきたいと思います。
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この記事の目次
1,「城崎温泉」での外湯めぐりの楽しみ方
前述したように「城崎温泉」は関西を代表する温泉街。湯としても全国的に有名ですよね。
そんな城崎温泉で日帰りでも気軽に温泉が楽しめるのが「外湯」ですが、ここでは「外湯めぐりの楽しみ方」について、まずはご紹介したいと思います。
先程日帰り温泉でも十分に楽しめるのが「外湯めぐり」の嬉しいポイントとお話しましたが、但し、普通に外湯にすぐに行くのではなく、せっかく城崎温泉に訪れたならば、存分に温泉気分を堪能しなければなりませんよ。
(1)「浴衣」と「下駄」をレンタルして温泉街めぐりを楽しみましょう。
まずは、外湯めぐり前に温泉街ならではの「浴衣」と「下駄」をレンタルしてみましょう。
宿泊で訪れる方は、旅館で「浴衣」と「下駄」はレンタルできますし、日帰り温泉で訪れた方も城崎温泉の温泉街の中に「浴衣」や「下駄」がレンタルできる旅館の日帰りプランやショップがあります。
まずは、浴衣と下駄を身につけて温泉街の雰囲気を味わいましょう。
(2)「7つの外湯」からお好みの外湯をめぐりましょう。
次に、城崎温泉には「7つの外湯(「さとの湯」、「地蔵湯」、「柳湯」、「一の湯」、「御所の湯」、「まんだら湯」、「鴻の湯」)」があります。
温泉の泉質は共通して同じですが、それぞれの外湯の特徴はまったく異なります。
順番にまわって7つ全ての外湯を入浴してまわるか、自分の気になる外湯のみ入浴するかなど、計画を立ててみてくださいね。
(3)「5つの足湯」も忘れずに堪能しましょう。
更には外湯めぐりの途中には、「5つの足湯」もありますので、足湯めぐりも楽しみのひとつですし、また飲食店などもありますので、温泉のお湯上がりの休憩をはさむこともできます。
このように、「城崎温泉」の外湯めぐりは、温泉街ならではの雰囲気の中、風情ある「浴衣」と「下駄」で温泉気分を存分に味わいながら、自分好みの「日帰り入浴の楽しみ方」を体験することが可能です。
2,「城崎温泉」の泉質紹介
城崎温泉にある「7つの外湯」をご紹介していくにあたり、事前に城崎温泉の「泉質」をご紹介しておきます。
7つの外湯は全て共通した泉質です。
それでは、「城崎温泉の泉質情報」は、以下の通りになります。
城崎温泉の泉質情報
泉質:ナトリウム・カルシウム-塩化物・高温泉
▶参考情報:「塩化物泉」について詳しくはこちらをご覧下さい。
効能:神経痛・筋肉痛・うちみ・慢性消化器病・痔病・疲労回復 等
温度:42℃
ph値:不明
湯量:不明
城崎温泉の湯温は高めなのが特徴的です。
3,城崎温泉の「7つの外湯」をご紹介
それでは、城崎温泉の名物「7つの外湯」について、各外湯の施設情報をご紹介いたします。
※城崎温泉駅から近い順に掲載
外湯1:駅舎温泉さとの湯
城崎温泉の外湯1つ目は、「駅舎温泉 さとの湯」です。
もっとも城崎温泉駅から近い外湯の「さとの湯」。駅のすぐ隣に位置しています。施設もとても広いのが特徴です。
城崎温泉で外湯めぐりしたいけど、時間があまりにない方にはおすすめです。
●「駅舎温泉さとの湯」の基本情報
営業時間:PM1:00~PM9:00
定休日:毎週月曜日
入浴料金:※2018年8月現在
・大人800円、小人400円 ※小人は3歳から小学生
▶参考情報:「駅舎温泉さとの湯」のゆーナビ公式サイトはこちらもご覧下さい。
外湯2:地蔵湯
城崎温泉の外湯2つ目は、「地蔵湯」です。
「地蔵湯」は、「衆生救いの湯」と言い伝えられています。建物に特徴があり、和の灯籠や五角形の窓は見どころなんで、是非、訪れた際はその辺りをチェックしてみてくださいね。
●「地蔵湯」の基本情報
営業時間:AM7:00~PM11:00
定休日:毎週金曜日
入浴料金:※2018年8月現在
・大人600円、 小人300円
※小人は3歳から小学生
※貸切風呂あり
▶参考情報:「地蔵湯」のゆーナビ公式サイトはこちらもご覧下さい。
外湯3:柳湯
出典:城崎温泉無料写真集/http://photo.kinosaki2.net/
城崎温泉の外湯3つ目は、「柳湯」です。
「柳湯」は、「子授けの湯」として言い伝えられています。
外湯めぐりを楽しみながら、現地の方に歴史の話を聞いたりするのも楽しみのひとつです。
●「柳湯」の基本情報
営業時間:PM3:00~PM11:00
定休日:毎週木曜日
入浴料金:※2018年8月現在
・大人600円、 小人300円 ※小人は3歳から小学生
▶参考情報:「柳湯」のゆーナビ公式サイトはこちらをご覧下さい。
外湯4:一の湯
城崎温泉の外湯4つ目は、「一の湯」です。
「一の湯」は、城崎温泉街のちょうど中心に位置するところにあり人通りも大変多い場所です。
「招福の湯」として言い伝えられています。
●「一の湯」の基本情報
営業時間:AM7:00~PM11:00
定休日:毎週水曜日
入浴料金:※2018年8月現在
・大人600円、 小人300円
※小人は3歳から小学生
※貸切風呂あり
▶参考情報:「一の湯」のゆーナビ公式サイトはこちらをご覧下さい。
外湯5:御所の湯
城崎温泉の外湯5つ目は、「御所の湯」です。
「御所の湯」は、城崎温泉の外湯めぐりの中でも高い人気を誇っています。
外湯の中では一番新しく建物もまるで「神社」や「お寺」のような建物のようで雰囲気がよいです。お風呂も広く、「内湯」と「露天風呂」、また「サウナ」まであります。
露天風呂には滝があり、滝を眺めながらお湯につかれるロケーションは特にオススメで、「御所の湯」ならでは。
ぜひ、城崎温泉の「外湯めぐり」の中では、必ず訪れてみてください。
●「御所の湯」の基本情報
営業時間:AM7:00~PM11:00
定休日:第一・三木曜日
入浴料金:※2018年8月現在
・大人800円、 小人400円
※小人は3歳から小学生
▶参考情報:「御所の湯」のゆーナビ公式サイトはこちらをご覧下さい。
外湯6:まんだら湯
城崎温泉の外湯6つ目は、「御所の湯」です。
「まんだら湯」は、養老元年(717年)温泉寺開祖道智上人の曼陀羅一千日祈願によって、この場所に温泉が湧き出て「城崎温泉」が生まれたとされています。
そのため、「一生一願の湯」として言い伝えられています。
「まんだら湯」では、露天風呂の「桶風呂」がポイント。決して広くないですが、この桶風呂を体験しに多くの人が訪れる「まんだらの湯」。
外湯めぐりでは、一度は体験していただきたいお湯のひとつです。
●「まんだら湯」の基本情報
営業時間:PM3:00~PM11:00
定休日:毎週水曜日
入浴料金:※2018年8月現在
・大人600円、 小人300円
※小人は3歳から小学生
▶参考情報:「まんだら湯」のゆーナビ公式サイトはこちらをご覧下さい。
外湯7:鴻の湯
城崎温泉の外湯7つ目は、「鴻の湯」です。
「鴻の湯」は、この場所で「こうのとり」が足の傷をいやしたことから名付けらた城崎温泉の外湯の中でもっとも歴史ある外湯で有名です。
「しあわせを招く湯」として言い伝えられています。城崎温泉街の中の外湯では、もっともJR「城崎温泉駅」からはなれている外湯で、散歩がてら徒歩15分ほどかけて行ける感じです。もちろんタクシーを使っても便利ですし、鴻の湯の目の前には駐車場があるので、車でも行けるのが便利なポイント。
鴻の湯の特徴は、「露天風呂」があり、「内湯」もありますが、露天風呂の雰囲気がよいのと、一番奥側に位置していることから、外湯の中では比較的人が少なめな場合が多いようです。
そのわりに近くには「城崎温泉 元湯」があったり、足湯や温泉玉子を作れたりと周辺も楽しめる場所もありオススメです。
●「鴻の湯」の基本情報
営業時間:AM7:00~PM11:00
定休日:毎週火曜日
入浴料金:※2018年8月現在
・大人600円、 小人300円
※小人は3歳から小学生
▶参考情報:「鴻の湯」のゆーナビ公式サイトはこちらをご覧下さい。
【便利情報】城崎温泉の外湯めぐり「混雑情報」をチェック!
現在の城崎温泉の「7つの外湯」の混雑情報を、以下のページよりチェックすることができます!
▶参考情報:現在の混雑情報はこちらをクリック!
4,城崎温泉の外湯めぐりをお得に!入り放題「外湯めぐり券」をゲットしよう!
城崎温泉の「外湯めぐり」を手軽に楽しめるために誕生したのが、「外湯めぐり券」です。
「外湯めぐり券」は、外湯の一日入浴券で、なんと一日入り放題なんです。
「外湯めぐり券」の一日入浴し放題の料金案内
「外湯めぐり券」の料金:※2018年8月現在
・大人1,200円、小人600円
※販売場所:各外湯にて販売しております。
5,城崎温泉の「5つの足湯」のご紹介
出典:城崎温泉無料写真集/http://photo.kinosaki2.net/
こちらも忘れてはいけないのが、城崎温泉では、「7つの外湯」と合わせて「5つの足湯」があります。
温泉街ならではの楽しみ方のひとつ「足湯」も是非、体験してみてくださいね。
城崎温泉にある「5つの足湯」スポット情報
1,「さとの湯」の足湯
2,「柳湯」の足湯
3,「一の湯」の足湯
4,「城崎文芸館前」の足湯
5,「城崎温泉元湯」の足湯
全て無料で足湯につかることができます。
以下は、「さとの湯」にある足湯です。
出典:instagram/instababweさん
出典:instagram/mn0905さん
6,兵庫「城崎温泉」までのアクセス情報
住所:兵庫県豊岡市城崎町湯島357-1 ※城崎温泉観光協会
電話番号:0796-32-3663
電車
JR山陰本線「城崎温泉」駅がありますので、下車して目の前が温泉街になっています。
7,【宿泊予約】「城崎温泉の温泉旅館」宿泊に関するお得な料金での予約方法
この記事では、「城崎温泉の外湯」についてご紹介してきましたが、せっかく城崎温泉に行くなら、「温泉旅館に宿泊したい」と思われる方も多いはず!
そんな方のために、「城崎温泉」にあるおすすめの温泉旅館をお得な料金で宿泊できる方法をご紹介いたします。
以下で、好みの温泉旅館を探し、予約状況やお得な料金で宿泊できるプランを探して予約してみてください。
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8,「日本の秘湯」ゆーナビ編集部コメント
出典:instagram/asuchan0806さん
いかがでしたか?
「城崎温泉」は、春夏秋冬どの季節に訪れても温泉だけでなくその街並みやグルメを楽しむことができます。
その中でも私がオススメしたいのは「冬」です。冬の城崎温泉は、「いよいよ冬本番だ!」というようなテンションにさせてくれます。「城崎温泉」のある兵庫県の北部エリアでは冬になると雪が降り積もります。
そんな雪化粧の中の温泉街は素敵な景色になり、また冷えた体が温泉であったまるという意味でも最高なんです。
また、城崎温泉は冬になると「グルメ」も忘れてはいけません。冬になるとこのエリアは「カニ」のシーズンをむかえます。そのため、カニ料理は旅館に宿泊する方はもちろん、日帰りで訪れた方も料理屋さんに入るとカニが食べれるお店も多くなります。
そんなことから、外湯めぐりはもちろん、雪化粧の景観、カニなど冬のグルメなど、冬の城崎温泉が一年の中でもっとも楽しめる季節かなと思ったりしてしまうわけです。笑
もちろん、冬以外も季節によってそれぞれの楽しみ方があるので、ご心配なく。城崎方面へ行かれる方は、名湯「城崎温泉」での日帰り温泉の楽しみ方をご参考にしていただければと思います。
9,【関連情報】城崎温泉と同じく兵庫県内にある有名温泉地のおすすめ情報
この記事では、城崎温泉街の楽しみ方のひとつ「外湯めぐり」をご紹介しましたが、ここでは、その他にも兵庫県内の城崎温泉以外にも有名温泉街で立ち寄り湯が楽しめるおすすめ情報をご紹介しておきます。
記事作成日:2018年8月30日
記事作成者:「日本の秘湯」ゆーナビ編集部