日本の三大名泉といえば関西の「有馬温泉」、関東の「草津温泉」そして、東海の岐阜「下呂温泉」です。
下呂温泉は、高山本線の「下呂駅」で下車すれば、すでに温泉地の中心エリアに到着しますので、気軽にいける温泉地としても人気が高く、そして、豪華な温泉旅館なども多く立ち並ぶ伝統ある温泉地として有名です。
そんな温泉地で、宿泊する旅館の温泉につかり癒やされ、高級旅館の日帰り入浴を、いくつか温泉めぐりして入ってみるのも楽しそうですね。あなたにピッタリの個性あふれる温泉に出会えるかもしれません。
しかし、今回は旅行者向けの温泉宿の日帰り温泉ではなく、地元の人に古くから親しまれているそんな「温泉」をピックアップしてみました。
岐阜「下呂温泉」の中でも大正時代からの歴史ある大衆浴場で、地元の人も多く利用する人気の「白鷺の湯(しらさぎのゆ)」。
今回は、下呂温泉の「クアガーデン露天風呂」や「幸乃湯」など3つある共同浴場(公衆浴場)のうちのひとつ、「白鷺の湯」での日帰り温泉の楽しみ方をご紹介いたします。
▶【関連情報】「白鷺の湯」がある下呂温泉の関連情報は以下をご覧ください。
「下呂温泉の共同浴場(公衆浴場)」3つの日帰り入浴施設をまとめました。
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この記事の目次
1.下呂温泉の中でも歴史ある共同浴場「白鷺の湯」の魅力をご紹介
それでは最初に、下呂温泉の中でも歴史ある共同浴場「白鷺の湯」の魅力からご紹介したいと思います。
大正時代に生まれた「白鷺の湯」の特徴とは?
飛騨川を渡ってすぐの所に、大正時代から続く歴史ある「白鷺の湯」があります。
「白鷺の湯」の入り口には無料の足湯があり、たくさんの観光客で賑わっています。
最初に足湯からチェックしてみてください。
出典:instagram/chynyyyyyさん
「白鷺の湯」は、メインの大通りから少し入った所にあるためか、入浴施設は意外に空いていたりします。
もちろんその日によるのですが、ゆっくりと湯船につかって温泉を堪能することができますよ。
外観は西洋風の建物で、外にある足湯の中心にも、ビーナス像が立っています。
何処か懐かしい感じの建物の中は、ちょっと不思議な造りとなっており、更衣室は2階にあるのですが浴槽は1階へと降りるのです。
お風呂は、なんと少し広めの「ひのき風呂」が一つあるだけのシンプルな浴槽です。
雰囲気よい露天風呂や温泉旅館のお湯のイメージとは少し異なります。
出典:instagram/winecorkxxさん
温泉は、下呂温泉の特徴でもある熱めのお湯があふれんばかりに注ぎ込まれています。
シャンプーや石鹸など備品は一切置いておらず、黄色のケロリンの桶があるだけです。
出典:instagram/marukiti1956さん
この飾らない所、媚びない所がまた素敵と思われる方も多く、だからこそ、この「白鷺の湯」は観光客よりも地元の人々から愛されていると言ったほうがよさそうです。
「白鷺の湯」のオススメポイント!
出典: トリップアドバイザー提供
そして更に、「白鷺の湯」の魅力は、なんといっても入浴料が「安い」というところ。
入浴料はなんと「大人/370円、小学生/140円、幼児/70円(※2018年12月現在の情報)」で、そして、駐車場も無料です。
備品などがない分、安くなっているのだと思いますが、宿泊施設の温泉などは入るだけで「1,000円」以上するところもあるくらいですから、諸々考えるとお得な温泉施設です。
そして、「泉質」もチェック!
下呂温泉の「アルカリ性単純温泉」なので、入浴後の肌が「しっとりつるつる」していることがよくわかります。
▶参考情報:「単純温泉」の泉質紹介について詳しくはこちらをご覧ください。
遠方から来られた方は、「日本三名泉発祥之地」と彫られた石碑もあるので、記念撮影スポットとしてもオススメです。
出典:instagram/ryufjm111さん
2,下呂温泉「白鷺の湯」の泉質紹介
「白鷺の湯」の泉質は、前述したとおりですが、以下をご覧下さい。
泉質情報
泉質:アルカリ性単純温泉
温度:55.0度(配湯温度)
効能:
リウマチ、運動機能障害、神経症、神経麻痺、病後回復、疲労回復など
3,「白鷺の湯」の基本情報
名前:白鷺の湯(しらさぎのゆ)
英語表記:SHIRASAGI NO YU
郵便番号:509-2207
住所:岐阜県下呂市湯之島856-1
電話番号:0576-25-2462
休館日:毎週水曜日
営業時間:10:00~22:00
入浴料:※2018年12月現在の料金です。
・大人/370円
・小学生/140円
・幼児/70円
備品:
・タオル、石鹸、シャンプー等は販売
※シャンプーやリンスーなどの備品は備え付けてはありません。
駐車場:駐車場:無料
※無料スペース/7台分
※近くに有料駐車場もあり。
公式サイト:http://www.city.gero.lg.jp/kankou/node_7779/node_29737/node_37101/node_37104
4,「白鷺の湯」周辺の下呂温泉の観光スポット紹介
せっかく下呂温泉に来たのであれば、温泉とセットで観光も楽しみたいところですよね。
今回ご紹介した下呂温泉「白鷺の湯」の周辺の観光スポットを少しご紹介したいと思います。
(1)合掌村「いでゆ朝市」では地元野菜やお味噌、朴葉がおすすめ
出典:instagram/nabe156さん
下呂温泉の周辺で観光スポットといえば「下呂温泉博物館」や、「下呂温泉合掌村」などが有名ですが、この下呂温泉合掌村では「朝市」が行われています。
そこでは、地元の野菜や果物などが売られていて、その中でお薦めなのは「お味噌」と「朴葉」です。この朴葉の上にお肉を乗せて、地元のお味噌を塗って焼くという料理がもう絶品!
旅館ではよく見かけますが、朝市で「お味噌」と「朴葉」をお土産として買っておけば、自宅でそれが楽しめます。
出来れば飛騨牛を乗せたいものですが・・・お手頃お肉でもご飯2膳は軽くイケそうですね!笑
やはり地でとれたものや作ったものは美味しいですね。
(2)「湯めぐり手形」で好きな温泉宿のお風呂に入っちゃおう!
出典:instagram/hirano.kosukeさん
下呂温泉には「湯めぐり手形」なるものがあり、「1,300円」を払って手形を購入できます。
この手形で宿泊していない温泉宿のお風呂に「3件」分、入浴することができるというお得な手形です。
下呂温泉は高価な温泉宿も多いので、普段泊まりそうにもないようなお宿を探して入浴するのもいいかもしれません。
その他にも「幸の湯」や「クアガーデン露天風呂」などの日帰り温泉の施設もあります。もちろん、「白鷺の湯」も湯めぐり手形の加盟店です。
(3)入浴無料!飛騨川の河原で混浴露天風呂を体験!
大きな飛騨川の河原には入浴無料の混浴露天風呂があります。
その名も下呂温泉「噴泉池」。
2010年からは水着の着用が義務付けられたそうですが、この川はたくさんの人が行き来しますよね。
水着着用以前はどんな感じだったのか、、、想像するとちょっと怖いです。笑
下呂温泉の噴泉池について詳しくは以下をご覧ください。
(4)「温泉寺」から下呂温泉の街並みを一望しよう
出典:instagram/takecy0616さん
下呂温泉を十分に堪能したら最後に少し高台にある温泉寺へお参りしてみてはいかがですか?
こちらでは下呂温泉の街並みが一望できるお薦めのスポットです。
出典:instagram/i.moechasuさん
写真は、冬の温泉寺からの眺めです。
(5)その他の観光スポット
「白鷺の湯」の隣にあるおまんじゅう屋さんや、その近くにある酒屋さんで買った地元の濁り酒など、どれもとても美味しいんです。
メイン通りの奥にもまだまだ美味しいものがたくさんありそうですので、是非みなさんも散策してみてください。
5,Googleストリートビューで見る「白鷺の湯」
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Googleストリートビューで下呂温泉「白鷺の湯」や、下呂温泉の街並みをご覧になってみてくださいね。
6,「白鷺の湯」がある下呂温泉までのアクセス情報
郵便番号:509-2207
住所:岐阜県下呂市湯之島856-1
電話番号:0576-25-2462
電車
・JR線:名古屋から高山本線にて下呂温泉まで。
・JR線:金沢、新潟方面の方は、北陸本線で富山まで行き高山本線で下呂温泉まで。
※JR線高山本線
▶http://ekikara.jp/newdata/line/2301101/up1_1.htm
車
「小牧IC」を下りて国道41号線を2時間ほどで「下呂温泉」到着。
7,【宿泊予約】「下呂温泉の温泉旅館」宿泊に関するお得な料金での予約方法
この記事では、下呂温泉にある3つの共同浴場のうちのひとつ「白鷺の湯」についてご紹介してきましたが、せっかく下呂温泉まで行くなら、「おすすめの温泉旅館に宿泊したい」と思われる方も多いはず!
そんな方のために、「下呂温泉」にあるおすすめの温泉旅館をお得な料金で宿泊できる方法をご紹介いたします。
以下で、好みの温泉旅館を探し、予約状況やお得な料金で宿泊できるプランを探して予約してみてください。
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8,「白鷺の湯」以外のその他の下呂温泉の共同浴場
今回の記事では、下呂温泉の中でも大正時代からの歴史ある共同浴場「白鷺の湯」についてを取り上げてご紹介しました。
そして、この下呂温泉街には日帰り楽しめる共同浴場(公衆浴場)が「白鷺の湯」をあわせて3箇所あります。
ここでは、今回ご紹介した「白鷺の湯」以外の共同浴場(公衆浴場)もご紹介しておきたいと思います。
下呂温泉の共同浴場(公衆浴場)3つ
記事更新日:2018年12月06日
記事作成者:「日本の秘湯」ゆ〜ナビ編集部