「草津温泉の共同浴場(公衆浴場)」外湯めぐりで日帰り入浴を堪能。

草津温泉の共同浴場

群馬県にある日本を代表する名湯「草津温泉」。

兵庫県の「有馬温泉」、岐阜県の下呂温泉とともに「日本三名泉」の一つにもなっている、関東でも随一の人気を誇る温泉地です。「草津〜よいとこ〜一度はおいで〜」の湯もみ歌も有名ですよね。

そんな「草津温泉」は、実は温泉の自然湧出量では「日本一」。なんと「毎分32,300リットル」以上の温泉が湧きだしているんです。一般的な家庭の湯船であればわずか0.5秒で満杯になる量なんです。

「草津温泉」の観光名所として有名な「湯畑」ではこの豊富な湯量を目で見て実感することが出来ますよ。しかも源泉の数も大きく分けて6つもあり、それぞれ温度や成分が異なった温泉が湧いているんです。

 

▶参考情報:
草津温泉の主な6つの源泉は、「万代鉱源泉・湯畑源泉・白旗源泉・西の河原源泉・煮川源泉・地蔵源泉」と呼ばれる源泉があります。

 

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そんな「草津温泉」にはもちろんたくさんのホテルや旅館もたくさんありますが、今回はちょっと通好みの日帰り入浴施設「共同浴場(公衆浴場)」にスポットをあててみたいと思います。(※「共同浴場」とは温泉地で地元の人たちが自分たちのために管理運営をしている銭湯のこと。)

簡素な所が多いのですがその代わり泉質の良さや、地元らしさを感じれるところが魅力ですよね。今回はそんな「草津温泉」にある「共同浴場(公衆浴場)」についてまとめてみましたので、温泉好きの方で「草津温泉の外湯めぐりを楽しみたい」という方は、ぜひ参考にしてみて下さい。

それでは早速以下で詳しく見ていきましょう。

 

▼【関連情報】群馬「草津温泉」の日帰り温泉に関連する情報は、以下も参考にご覧下さい。

群馬「草津温泉」おすすめ日帰り温泉。立ち寄り湯が可能な全33施設まとめ。

草津温泉「和風村」湯めぐり手形で日帰り入浴ができる全15の旅館をまとめました。

 

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1,草津温泉で外湯めぐり!共同浴場(公衆浴場)はいくつある?利用する際の注意点などをご紹介

まず最初に、草津温泉の外湯めぐりを楽しむにあたって、「共同浴場(公衆浴場)」はいくつあるのか?ということから確認しておきましょう。

現在、草津津温泉にある「共同浴場(公衆浴場)」の数は全部で「19ヶ所」。さすが日本を代表する温泉地だけあってけっこう多いですよね。

でも、ここでちょっと注意が必要なのが、観光客が利用できる「共同浴場(公衆浴場)」は限られているという点です。

「19ヶ所」ある共同浴場(公衆浴場)のうち観光客も利用できるのが「3ヶ所」。他の「16ヶ所」は基本的に地元の人たち専用になっているんです。

以前はすべての共同浴場(公衆浴場)を観光客でも利用できたのですが、騒いだり備品を盗んだりとマナーの悪い人が目立ったということから、今では観光客が利用できるのは「3ヶ所」のみになってしまったんです・・・本当に残念なことですよね。。

(温泉を楽しむときは、必ずマナーを守るようにして、訪れた方々がみんな気持ちよく利用できるように「思いやり」の気持ちを持ちましょうね。)

「じゃあ、絶対に3ヶ所しか入れないのか?」というと、そういうわけでもないんです。草津温泉の共同浴場(公衆浴場)には「もらい湯」という文化もあります。

「騒がない」、「汚さない」などのマナーをしっかり守れば住民の人たちも「入っていいですよ」と言ってくれることもあるそうです。つまり、「もらい湯」の精神と感謝の気持ちを持って住民の人たちへ最大限の配慮を忘れなければ、入浴するチャンスもあると考えていただいてよいと思います。

草津温泉にある共同浴場(公衆浴場)は源泉かけ流しで泉質ももちろん良質。場所によって異なる源泉を使っていたりと温泉好きにはとっても魅力的な場所です。「もらい湯」の精神を忘れずに入浴できるなら、行ってみる価値は大いにあります。

それではそんな草津温泉の共同浴場(公衆浴場)を一つずつ紹介していきたいと思います。

 

2,草津温泉で観光客でも外湯めぐりが楽しめる「共同浴場(公衆浴場)3つ

それでは最初に観光客でも公式に楽しめる草津温泉の「共同浴場(公衆浴場)」3つから見ていきましょう。

「白旗の湯」、「地蔵の湯」、「千代の湯」この3つが観光客でも入浴することができる「共同浴場(公衆浴場)です。

それぞれ3つの特徴や源泉などを詳しくご紹介していきたいと思います。

(1)白旗の湯

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おそらく草津温泉の「共同浴場(公衆浴場)」の中で一番有名なのが、この「白旗の湯」ではないでしょうか。

草津温泉きっての観光名所「湯畑」のすぐそばにあって、「共同浴場(公衆浴場)」のシンボル的存在。「草津温泉で外湯めぐり楽しみたいけど、あまり温泉に詳しくなくて・・」という方は、まずはここからスタートしてみてください。

規模も「共同浴場(公衆浴場)」の中では最も大きく、建物も比較的新しいので「共同浴場(公衆浴場)」初心者にオススメです。

「湯畑」のそばにあるのですが、使用している源泉は「白旗源泉」です。

草津温泉らしい「熱くて強酸性のお湯」が特徴です。

脱衣所を過ぎると浴室の境にドアなどはなくそのままお風呂場への続いています。お風呂は内湯のみで浴槽が1つあります。1つはかなり熱めで「46度」くらい。もう一つはぬるめですがそれでも「43度」くらいはあるかと思います。浴槽の定員は「4〜5人」といったところで、草津温泉最大といっても「共同浴場(公衆浴場)」なのでそれほど広々というわけではないです。

場所も分かりやすく、比較的入りやすいので、まずはこの「白旗の湯」から共同浴場(公衆浴場)デビューしてはいかがでしょうか。

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「白旗の湯」の施設情報

●名称:白旗の湯
●住所:群馬県吾妻郡 草津町草津甲417-1
●電話番号:0279-88-0800 ※草津温泉観光協会
●営業時間:5:00~23:00
●定休日:年中無休
●料金:無料
●源泉:白旗源泉
●泉質:酸性・含硫黄-アルミニウム-硫酸塩・塩化物泉

 

(2)地蔵の湯

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次にご紹介するのが、観光客も利用できる「共同浴場(公衆浴場)」の中でも少しマイナーな「地蔵の湯」。

湯畑からも歩いて5分ほどと少し離れているので逆に空いていることが多い穴場でもあります。

「地蔵の湯」では一般の入浴以外に草津伝統の湯治「時間湯」も行われています。

温泉療法にも利用される「地蔵の湯」の源泉はすぐそばにある「地蔵の湯源泉」です。硫黄の香りが感じられ、白くて細かい湯の華もたくさん浮いているのが特徴です。

お風呂は内湯のみで浴室には脱衣所と浴槽が一緒にあり、初めは少し戸惑いますが、天井も高く、窓から明かりも良くはいってくるので解放感はあります。

また「地蔵の湯」の前には足湯もあり、「共同浴場(公衆浴場)」に入る時間あない…という方も少しの時間で気軽に「地蔵の湯」を体験出来ます。

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「地蔵の湯」の施設情報

●住所:群馬県吾妻郡草津町草津299
●電話番号:0279-88-0800 ※草津温泉観光協会
●営業時間:8:00~22:00
●定休日:年中無休
●料金:無料
●源泉:地蔵の湯源泉
●泉質:酸性・含硫黄-アルミニウム-硫酸塩・塩化物泉

 

(3)千代の湯

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3つ目はのご紹介は、「千代の湯」と呼ばれる「共同温泉(公衆浴場)」です。

「千代の湯」は、草津温泉の中心にあり湯畑からも歩いて1〜2分と比較的分かりやすい場所にあります。ただ、「白旗の湯」と比べるとこじんまりとしているので、知らないと通り過ぎてしまうかもしれません。

お風呂は男女別で内湯が一つのみで、木造の壁と石の床が風情を醸し出しています。浴槽は大人3人ほどが入れる大きさで広くはありませんが、蛇口からはドバドバーと源泉が注がれているのがとても贅沢です。

使用している源泉は「湯畑源泉」。熱めで酸が強くて草津らしいお湯です。

また「千代の湯」で有名なのが草津伝統の温泉療法「時間湯」です。「地蔵の湯」でも同じく「時間湯」を行っていますが、「千代の湯」の方は体験がメインで観光客も手軽にチャレンジできます。

健康増進やデトックスに興味がある方は試してみてはいかがでしょうか。


出典:instagram/tansu.ochanomaさん

「千代の湯」の施設情報

●住所:群馬県吾妻郡草津町草津367-4
●電話番号:0279-88-0800 ※草津温泉観光協会
● 営業時間:5:00~23:00
※時間湯は9:00、11:00、14:00、17:00の1日4回
●定休日:年中無休
●料金:無料
●源泉:湯畑源泉
●泉質:含硫黄ーアルミニウムー硫酸塩・塩化物温泉

 

3,草津温泉で地元の方のためにある16の「共同浴場(公衆浴場)」ってどんな所?

次に、ここからは基本的に地元の人たち専用の「共同浴場(公衆浴場)」もご紹介しておきたいと思います。

その数なんと「16箇所」。

前述の通り、地元の方向けですが、草津温泉には「もらい湯」の文化があるため、もし地元の方に「どうぞ」ということで声をかけていただいたら、「きちんとマナーを守り、感謝の気持ちを忘れず」に利用してくださいね。

草津温泉の「共同浴場(公衆浴場)」はどこも強酸性なので石鹸で体を洗う必要はありません。その代わり入湯前にしっかり「かけ湯」をして入湯してください。

それでは、順番に見ていきましょう。

(1)関の湯(せきのゆ)

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まず1つ目は「関の湯(せきのゆ)」です。

観光名所の草津温泉の「湯畑」から徒歩約1分。白い垂れ幕が目印の「共同浴場(公衆浴場)」です。

広さはコンパクトですが、変わった形の浴槽が特徴です。


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「関の湯」の施設情報

●住所:群馬県吾妻郡草津町草津393
●電話番号:0279-88-0800 ※草津温泉観光協会
●営業時間:24時間営業 ※清掃時間(14:00~15:00)と地元専用時間(18:00~22:00)あり
●定休日:年中無休
●料金:無料
●源泉:湯畑源泉
●泉質:酸性・含硫黄-アルミニウム-硫酸塩・塩化物泉

 

(2)凪の湯(なぎのゆ)

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2つ目の「共同浴場(公衆浴場)」は、「凪の湯(なぎのゆ)」です。

湯畑から西の河原公園へ行く途中の横道に入ったところにある少し見つけにくい「共同浴場(公衆浴場)」です。

「共同浴場(公衆浴場)」の中で、この「凪の湯」だけが「西の河原源泉」を使用している貴重な存在なんですよ。特徴は、かなり熱めのお湯なのでホースで水をいれて温度調節しながら入ります。

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「凪の湯」の施設情報

●住所:群馬県吾妻郡草津町草津乙496
●電話番号:0279-88-0800 ※草津温泉観光協会
●営業時間:24時間営業 ※清掃時間(19:00~20:00)あり
●定休日:年中無休
●料金:無料
●源泉:西の河原源泉
●泉質:酸性・含硫黄-アルミニウム-硫酸塩・塩化物泉

 

(3)翁の湯(おきなのゆ)

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3つ目の「共同浴場(公衆浴場)」は、「翁の湯(おきなのゆ)」です。

外観が比較的新しくて現代風の「共同浴場(公衆浴場)」です。

湯畑からは歩いて10分程と少し距離はあるものの地元の人たちからは人気があります。「共同浴場(公衆浴場)」の中では浴槽も広めで正方形なのが特徴。温度も熱過ぎず入りやすいです。

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「翁の湯」の施設情報

●住所:群馬県吾妻郡草津町草津468-4
●電話番号:0279-88-0800 ※草津温泉観光協会
●営業時間:24時間営業 ※清掃時間(7:30~9:00)あり
●定休日:年中無休
●料金:無料
●源泉:湯畑源泉
●泉質:酸性・含硫黄-アルミニウム-硫酸塩・塩化物泉

 

(4)瑠璃の湯(るりのゆ)

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4つ目の「共同浴場(公衆浴場)」は、「瑠璃の湯(るりのゆ)」です。

湯畑から南へ歩いて約5分。バスターミナルに一番近い「共同浴場(公衆浴場)」です。

ひっそりと佇んでいるので通り過ぎてしまわないように注意してください。

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「瑠璃の湯」の施設情報

●住所:群馬県吾妻郡草津町草津54
●電話番号:0279-88-0800 ※草津温泉観光協会
●営業時間:24時間営業 ※清掃時間(時間不明)あり
●定休日:年中無休
●料金:無料
●源泉:湯畑源泉
●泉質:酸性・含硫黄-アルミニウム-硫酸塩・塩化物泉

 

(5)白嶺の湯(しらねのゆ)

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5つ目の「共同浴場(公衆浴場)」は、「白嶺の湯(しらねのゆ)」です。

バスターミナル近くにある「共同浴場(公衆浴場)」。他の外湯と比べて比較的浴槽が広いのが特徴です。

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「白嶺の湯」の施設情報

●住所:群馬県吾妻郡草津町草津210−21
●電話番号:0279-88-0800 ※草津温泉観光協会
●営業時間:24時間営業 ※清掃時間(時間不明)あり
●定休日:年中無休
●料金:無料
●源泉:湯畑源泉
●泉質:酸性・含硫黄-アルミニウム-硫酸塩・塩化物泉

 

(6)煮川の湯(にかわのゆ)

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6つ目の「共同浴場(公衆浴場)」は、「煮川の湯(にかわのゆ)」です。

「煮川の湯」は風情のある小屋のような外観が特徴です。

お湯は一度木の桶に貯められてから浴槽に注がれています。お湯はかなり熱めなのでしっかり掛け湯をしてから入湯する必要があります。

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「煮川の湯」の施設情報

●住所:群馬県吾妻郡草津町草津583-1
●電話番号:0279-88-0800 ※草津温泉観光協会
●営業時間:24時間営業 ※清掃時間(時間不明)あり
●定休日:年中無休
●料金:無料
●源泉:煮川源泉
●泉質:酸性・含硫黄-アルミニウム-硫酸塩・塩化物泉

(7)巽の湯(たつみのゆ)

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7つ目の「共同浴場(公衆浴場)」は、「巽の湯(たつみのゆ)」です。

草津温泉街から少し離れた大通り沿いにある「共同浴場(共同浴場)」です。

外観はリニューアルして新しいくなっていますが、中に入ると昔ながらの風情が残っています。お湯の温度が熱すぎず適温なので比較的入りやすいです。

浴槽は、女性は「L字」、男性は「四角い形」をしてるのも特徴的です。

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「巽の湯」の施設情報

●住所:群馬県吾妻郡草津町草津275-9
●電話番号:0279-88-0800 ※草津温泉観光協会
●営業時間:24時間営業
※清掃時間(9:00〜10:30)、警察のパトロール(23:00〜5:00)あり
●定休日:年中無休
●料金:無料
●源泉:湯畑源泉
●泉質:酸性・含硫黄-アルミニウム-硫酸塩・塩化物泉

 

(8)長寿の湯(ちょうじゅのゆ)

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8つ目の「共同浴場(公衆浴場)」は、「長寿の湯(ちょうじゅのゆ)」です。

草津温泉の中心からは少し離れたところにある「共同浴場(公衆浴場)」です。

2007年に建て替えられたので建物は比較的新しくて綺麗です。浴槽の縁は木で出来ていて、温かみが感じられます。天井が高いのも特徴的です。

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「長寿の湯」の施設情報

●住所:群馬県吾妻郡草津町草津566−5
●電話番号:0279-88-0800 ※草津温泉観光協会
●営業時間:24時間 ※清掃時間(8:00〜10:00)あり
●定休日:年中無休
●料金:無料
●源泉:湯畑源泉
●泉質:酸性・含硫黄-アルミニウム-硫酸塩・塩化物泉

 

(9)長栄の湯 ※町営の湯(ちょうえいのゆ)

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9つ目の「共同浴場(公衆浴場)」は、「長栄の湯(ちょうえいのゆ)」です。

「長栄の湯」は草津温泉の中心からはかなり離れた住宅街の中にあります。

公民館も併設していて一見すると「共同浴場(公衆浴場)」には見えません。「長栄の湯」の特徴は、浴槽とは別に細長い湯桶があるところ。掛け湯はこの湯桶からお湯を汲む仕組みになっています。

ちなみに、「長栄の湯」が使用している万代鉱源泉は、草津温泉でも屈指の強酸性で熱いお湯です。長湯は禁物です。

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「長栄の湯」の施設情報

●住所:群馬県吾妻郡草津町草津609
●電話番号:0279-88-0800 ※草津温泉観光協会
●営業時間:24時間 ※清掃時間(8:30〜10:00)あり
●定休日:年中無休
●料金:無料
●源泉:万代鉱源泉
●泉質: 酸性-塩化物・硫酸塩泉

 

(10)睦の湯(むつみのゆ)

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10個目の「共同浴場(公衆浴場)」は、「睦の湯(むつみのゆ)」です。

銭湯らしい外観が趣たっぷりの「共同浴場(公衆浴場)」です。

草津温泉の中心からは距離があるので行かれる際は車かタクシーを利用するのがオススメです。住民専用の「共同浴場(公衆浴場)」の中では規模が大きく、浴室も浴槽もゆったりとしているのが特徴です。

湯畑源泉を使用していますが、少し距離があるためか泉質が若干マイルド。

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「睦の湯」の施設情報

●住所:群馬県吾妻郡草津町草津634−14
●電話番号:0279-88-0800 ※草津温泉観光協会
●営業時間:24時間 ※清掃時間(不明)あり
●定休日:年中無休
●料金:無料
●源泉:湯畑源泉
●泉質:酸性・含硫黄-アルミニウム-硫酸塩・塩化物泉

 

(11)恵の湯(めぐみのゆ)

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11個目の「共同浴場(公衆浴場)」は、「恵の湯(めぐみのゆ)」です。

新しくて綺麗な外観の「共同浴場(公衆浴場)」です。

こちらも草津温泉の中心からは距離があるので車の利用がオススメ。ここでの源泉は「万代鉱源泉」を使っています。「万代鉱源泉」のお湯は、ガツンと熱い草津らしいお湯。また浴槽の縁は木でできていて温かみを感じます。

ちなみに入口のドアを開けるとブザーが鳴りますが、出入りの度になるので心配無用です。

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「恵の湯」の施設情報

●住所:群馬県吾妻郡草津町草津464−1042
●電話番号:0279-88-0800 ※草津温泉観光協会
●営業時間:24時間 ※清掃時間(8:30〜10:00)あり
●定休日:年中無休
●料金:無料
●源泉:万代鉱源泉
●泉質:酸性-塩化物・硫酸塩泉

 

(12)こぶしの湯

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12個目の「共同浴場(公衆浴場)」は、「こぶしの湯」です。

「19ヶ所」ある草津温泉の「共同浴場(公衆浴場)」のうち最も東にあるのが「こぶしの湯」です。

「こぶしの湯」には、「共同浴場(公衆浴場)」としては珍しく坪庭があるのが特徴です。窓を開けるとちょっとした露天風呂気分も味わえます。熱いお湯に入りながら感じる外から涼しい風はとても気持ちが良いですよ。

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「こぶしの湯」の施設情報

●住所:群馬県吾妻郡草津町草津464-1340
●電話番号:0279-88-0800 ※草津温泉観光協会
●営業時間:24時間 ※清掃時間(8:30〜10:00)あり
●定休日:年中無休
●料金:無料
●源泉:万代鉱源泉
●泉質:酸性-塩化物・硫酸塩泉

 

(13)碧の湯(みどりのゆ)

13個目の「共同浴場(公衆浴場)」は、「碧の湯(みどりのゆ)」です。

「碧の湯」はもともと旅館だった場所を利用した「共同浴場(公衆浴場)」なんです。

玄関や廊下など当時の面影が感じられます。浴室は広々としていて石の床やタイルの壁がレトロな雰囲気。強酸性の熱いお湯は草津らしさ満点です。

碧の湯

●住所:群馬県吾妻郡草津町大字草津235-71
●電話番号:0279-88-0800 ※草津温泉観光協会
●営業時間:10:00〜22:00 ※地元専用時間(15:00~22:00)あり
●定休日:年中無休
●料金:無料
●源泉:万代鉱源泉
●泉質:酸性-塩化物・硫酸塩泉

 

(14)喜美の湯(きみのゆ)

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14個目の「共同浴場(公衆浴場)」は、「喜美の湯(きみのゆ)」です。

「喜美の湯」は温泉街からは少し離れた場所にあります。

細い道を入っていくので見つけにくいかもしれません。時代を感じる浴槽や建物がいかにも「共同浴場(公衆浴場)」らしい雰囲気です。
お湯は一度湯桶に貯めてから注がれるので多少入りやすい温度になっています。

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「喜美の湯」の施設情報

●住所:群馬県吾妻郡草津町草津454−54
●電話番号:0279-88-0800 ※草津温泉観光協会
●営業時間:24時間 ※清掃時間(9:00~12:00)あり
●定休日:年中無休
●料金:無料
●源泉:湯畑源泉
●泉質:酸性・含硫黄-アルミニウム-硫酸塩・塩化物泉

 

(15)千歳の湯(ちとせのゆ)

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15個目の「共同浴場(公衆浴場)」は、「千歳の湯(ちとせのゆ)」です。

湯畑から少し離れた住宅街の中にある「共同浴場(公衆浴場)」です。

近くには「喜美の湯」があります。脱衣所や浴室などは「共同浴場(公衆浴場)」の定番といった雰囲気です。

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「千歳の湯」の施設情報

●住所:群馬県吾妻郡草津町草津23−39
●電話番号:0279-88-0800 ※草津温泉観光協会
●営業時間:24時間 ※清掃時間(不明)あり
●定休日:年中無休
●料金:無料
●源泉:湯畑源泉
●泉質:酸性・含硫黄-アルミニウム-硫酸塩・塩化物泉

 

(16)躑躅の湯(つつじのゆ)

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16個目の「共同浴場(公衆浴場)」は、「躑躅の湯(つつじのゆ)」です。

国道292号線沿いの道の駅「草津運動茶屋公園」のそばにある「共同浴場(公衆浴場)」です。

湯畑からはかなり離れているので利用客は地元の人たちがほとんど。一般の人(観光客)が利用出来るのは「10時〜15時」と短いので入りたい人は注意が必要です。

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「躑躅の湯」の施設情報

●住所:群馬県吾妻郡草津町草津2-1
●電話番号:0279-88-0800 ※草津温泉観光協会
●営業時間:24時間 ※清掃時間(8:30〜10:00)、※地元専用時間(15:00~翌日の清掃時間まで)あり
●定休日:年中無休
●料金:無料
●源泉:万代鉱源泉
●泉質:酸性-塩化物・硫酸塩泉

 

いかがでしたか?

数が多いので簡単にしかご紹介できなかったですが、今後、それぞれの「共同浴場(公衆浴場)」ごとの記事も書いていきたいと思いますので、楽しみにしていてください。

 

 

4,共同浴場(公衆浴場)以外で楽しめる草津温泉の日帰り温泉施設

草津温泉の「共同浴場(公衆浴場)」はそれぞれに外観や雰囲気が異なり、近くにあっても違う源泉を引いているなど温泉好きの心をくすぐりますよね。そんな「共同浴場(公衆浴場)」はもちろん草津温泉の魅力ではありますが、その他にも草津温泉には日帰り温泉が堪能できる人気施設を3つあります。

ここではそんな「共同浴場(公衆浴場)」以外の日帰り温泉を3つご紹介しておきたいと思います。

それでは以下で順番に見ていきましょう。

(1)御座之湯

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1つ目にご紹介するのは「御座之湯」です。

「御座之湯」は、江戸から明治にけて存在した「共同浴場(公衆浴場)」を再現した日帰りの温泉施設。観光スポットの湯畑の目の前にあり、外観も木造で当時の雰囲気が感じられます。

お風呂は「木之湯」、「石之湯」二つの浴室があり、日替わりで男女交代制。源泉もそれぞれ「湯畑源泉」、「万代源泉」と異なる源泉を使用しています。

また2階にある休憩所からは湯畑が一望でき、眺めは最高です。

「御座之湯」の施設情報

●住所:群馬県吾妻郡草津町草津421
●電話番号:0279-88-9000
●営業時間:

・「4/1~11/30」7:00~21:00 ※最終入館20:30
・「12/1~ 3/31」8:00~21:00 ※最終入館は20:30

●定休日:年中無休
●料金:大人600円、子供300円
●源泉:湯畑源泉・万代鉱源泉
●泉質:
・湯畑/酸性・含硫黄-アルミニウム-硫酸塩・塩化物泉
・万代/酸性-塩化物・硫酸塩泉
●公式サイト:http://gozanoyu.com/

また、「御座之湯」について詳しくは以下で詳しく解説している記事がありますので、ご覧下さい。

 

▶参考情報:草津温泉「御座之湯」について詳しくはこちらをご覧下さい。

 

(2)大滝乃湯

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出典:instagram/yumi5283さん

2つ目にご紹介するのは「大滝乃湯」です。

草津温泉にある日帰り入浴施設の中で一番大きい施設が、この「大滝の湯」です。

源泉は草津温泉でも美人の湯として知られている「煮川源泉」。また温度の違う浴槽を順番に入る「合わせ湯」があるのも特徴です。

そして「大滝の湯」には洗い場も多くあるので身体をしっかり洗いたいという人にオススメです。食事処もありますし、無料の休憩所もあるのでゆっくりと過ごすことが出来ます。

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出典:instagram/safumiさん

「大滝乃湯」の施設情報

●住所:群馬県吾妻郡草津町大字草津596-13
●電話番号:0279-88-2600
●営業時間:9:00~21:00 ※最終入館20:00
●定休日:年中無休
●料金:大人900円、子供400円
●源泉:湯畑源泉、万代鉱源泉
●泉質:

・湯畑/酸性・含硫黄-アルミニウム-硫酸塩・塩化物泉
・万代/酸性-塩化物・硫酸塩泉

●公式サイト:http://ohtakinoyu.com/

また、「大滝乃湯」について詳しくは以下で詳しく解説している記事がありますので、ご覧下さい。

 

▶参考情報:草津温泉「大滝乃湯」について詳しくはこちらをご覧下さい。

 

(3)西の河原露天風呂

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出典:instagram/tamukniさん

3つ目にご紹介するのは「西の河原露天風呂」です。

名前の通り「露天風呂」が自慢の日帰り入浴施設です。

内風呂はありませんが露天風呂の広さは草津温泉の中で最大で男湯女湯合わせてなんと「500㎡」。露天風呂の周りも豊かな自然に囲まれているので解放感も抜群。

また2015年にリニューアルしているので施設も新しくて綺麗です。「露天風呂」好きにはかなりオススメですし、一度は入浴しておきたいお風呂のひとつです。

「西の河原露天風呂」の施設情報

●住所:群馬県吾妻郡草津町大字草津521-3
●電話番号:0279-88-6167
●営業時間:

・「4/1~11/30」7:00~20:00 ※最終入館19:30
・「12/1~3/31」9:00~20:00 ※最終入館19:30

●定休日:年中無休
●料金:大人600円、子供300円
●源泉:万代鉱源泉
●泉質:酸性-塩化物・硫酸塩泉
●公式サイト:http://sainokawara.com/

また、「西の河原露天風呂」について詳しくは以下で詳しく解説している記事がありますので、ご覧下さい。

 

▶参考情報:草津温泉「西の河原露天風呂」について詳しくはこちらをご覧下さい。

 

お得な情報:「三湯めぐり手形」でお得に湯めぐりを体験!

今回ご紹介してきた「御座之湯・大滝乃湯・西の河原露天風呂」の3つの日帰り温泉施設を湯めぐりする際は、お得な「入浴料金」で湯めぐりが楽しめる「三湯めぐり手形」という割引手形が販売されています。

この「三湯めぐり手形」を利用すると、以下のような料金で湯めぐりができます。

「御座之湯・大滝乃湯・西の河原露天風呂」の3つの湯めぐりをする際、通常入浴料合計「2,100円」が「1,600円」になります。

別々に買うよりも「500円」もお得になるので、湯めぐりされる方はチェックしてくださいね。

有効期限はなく、「御座之湯・大滝乃湯・西の河原露天風呂」に、それぞれ1回ずつ入れます。3つの湯をすべて入ると、最後に入った施設にて三湯めぐり名人の「完湯認定証」がもらえます。

「三湯めぐり手形」の購入方法

「御座之湯・大滝乃湯・西の河原露天風呂」それぞれの温泉で購入することができます。

詳しくは以下をご覧下さい。

▶参考情報:
「三湯めぐり手形」についてはこちらをご覧下さい。

 

5,「日本の秘湯」ゆーナビ編集部コメント

いかがでしたか?

日本三名泉の一つで豊富な湧泉量を誇る「草津温泉」には「共同浴場(公衆浴場)」もたくさんあります。 どの「共同浴場(公衆浴場)」も贅沢に源泉がドバドバと注がれているのが印象的で、泉質の良さはもちろん抜群です。基本的に簡単な脱衣所と浴室があるだけでどこも同じですが、雰囲気や使用している源泉がそれぞれ違うので地元の人たちは個々にお気に入りがあるようです。

そんなお風呂に入りながら地元の人たちと交流が楽しめるところも「共同浴場(公衆浴場)」の醍醐味です。温泉街の中心から離れたところもありますが、温泉好きなら行ってみる価値はあると思います。

最後にもう一度お願い事を記載しておきますね。

マナーをしっかり守って「もらい湯」の気持ちを忘れないでください。

そうすれば地元の人たちも優しく受け入れてくれます。

温泉好きならぜひ一度「草津温泉」に訪れてみてはいかがでしょうか。 ちなみに、「共同浴場(公衆浴場)」にタオルはないので持参してくださいね。

 

 

記事作成日:2018年7月5日
記事作成者:「日本の秘湯」ゆーナビ編集部

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